OS-20K

イメージセンサを用いたデジタル式
寸法測定器

★在庫と納期を事前に確認していただきたい商品です。

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概要

  • 本寸法測定器(オプトサイザー)はラインスキャンカメラを接続することにより、各種物体の長さ、幅など寸法の測定が非接触でできます。
  • デジタル式測定を行いますので、正確で、測定結果はBCDまたはバイナリーでデジタル出力されます。
  • シート幅寸法値の他、設定されたシート幅センター値に対するズレ出力(偏差値)も行われます。
特長

  • 上、下限の設定、センター値の設定、動作チェック機能のインプットはテンキースイッチにより対話式で行えます。
  • 測定範囲を自由に決めることができます。
  • 光源の塵埃キャンセルができます。
  • 故障診断機能付です。
動作の内容

シート幅の測定例
  • オンライン上のシートの全幅を光学的に測定し、幅寸法を出力します。
  • あらかじめ設定したシート幅センター値に対する測定値のズレ幅(偏差値)を出力します。
  • 上限値、下限値の設定に対し、規格外の幅を測定したとき異常値信号を発します。
  • シート幅の値、偏差値はデジタル出力、アナログ出力の両方出力しています。
  • 測定の開始、終了を決める同期信号は、リレーなどの接点信号を入力するだけで行えます。
  • 測定した寸法値や偏差値は、外部数字表示器用にコネクタで出力されます。
  • 上記の設定や出力値などはRS-232C で、コンピュータと接続する事ができます。(オプション)
  • 測定値、設定値などは液晶表示パネルに表示されます。
適合ラインスキャンカメラ

型式タイプ
TL-2048SJBN 2048画素、高速・高感度タイプ
仕様

モード 寸法測定またはセンター測定
受光器 1台 2台
スライスレベル 0.0~9.9V(二値化用)
走査周期 1~10msec
平均スキャン回数 1 , 2 , 4 , 8 , 16
視野設定 0~599.99mm
0~999.9mm(CH1, 2各設定)
基準幅設定 0~599.99mm
0~999.9mm
0~999.99mm
0~4999.9mm
センター位置基準設定 ±0~299.99mm
±0~499.9mm
受光器間距離 0~399.99mm
0~3999.9mm
上限設定 0~99.99mm
0~99.9mm
下限設定 同上
マスク幅(スタート) 0~599.99mm
(視野設定≧マスク幅(スタート)+マスク幅(エンド))
0~999.9mm 注2
マスク幅(エンド) 同上 注2
アナログ出力
(電流出力)
設定1
4~20mA
寸法 0~599.99mm
0~999.9mm
0~599.99mm
0~4999.9mm
偏差 ±0~599.99mm
±0~999.9mm
±0~599.99mm
±0~999.9mm
アナログ出力
(電流出力)
設定2
4~20mA
寸法 0~599.99mm
0~999.9mm
0~599.99mm
0~4999.9mm
偏差 ±0~599.99mm
±0~999.9mm
±0~599.99mm
±0~999.9mm
外部出力(DATAOUT) 寸法/偏差(寸法、センター)/OFF
バイナリー/BCD
同期入力選択 INT/EXT. STEP/EXT. CONT
項目 内容
操作電源 電圧 AC85V~130V
周波数 47Hz~440Hz
消費電力 80VA
一般 接続方法 端子台20P
周囲温度 10℃~40℃(結露のないこと)
周囲湿度 30~90%RH(結露のないこと)
外形寸法 370(W)×149(H)×330(D)mm
重量 約6kg

注1:
設定の桁数は、パネルで小数点以下1又は2桁を選択します。
上記の設定範囲は上が2 桁で、下が1桁になっています。
注2:
マスク幅に関しては、設定と少し異なります。(マスクは、8 ビット単位で処理しています)

 

※ 仕様は改良などのため、予告なく変更されることがありますのでご了承ください。

外形寸法図